2012年10月5日金曜日

2012年トルコの旅 6日目 その4 : スルタンアフメト・ジャーミィ

「2012年トルコの旅」 これまでの記事
1日目 : お初です トルコ航空  2日目 その1 : アジアサイドへ  2日目 その2 : トロイ遺跡~アイワルク
3日目 その1 : エフェソス遺跡 (1)  3日目 その2 : エフェソス遺跡 (2)  3日目 その3 : エフェソス遺跡 (3)
3日目 その4 : ヒエラポリス-パムッカレ  4日目 その1 : コンヤへ向かう
4日目 その2 : メヴラーナ博物館(コンヤ)~カッパドキア  4日目 その3 : ベリーダンスディナーショー
5日目 その1 : カッパドキア気球ツアー  5日目 その2 : ギョレメ屋外博物館  5日目 その3 : エセンテペ・パノラマ
5日目 その4 : カイマクルの地下都市~ウチヒサルの砦  5日目 その5 : ギョレメ・パノラマ~パシャバー
6日目 その1 : 再びイスタンブールへ  6日目 その2 : 地下宮殿  6日目 その3 : アヤソフィア博物館


7月19日(木) トルコ 6日目 その4


引き続き 世界遺産 イスタンブールの歴史地区 ( スルタンアフメト地区 ) を巡ります。


アヤソフィア博物館の見学を終え、15:00頃、スルタンアフメト広場を挟んで反対側にある スルタンアフメト・ジャーミィ Sultanahmet Camii へ。


スルタンアフメト・ジャーミィ
スルタンアフメト・ジャーミィは、オスマン帝国第14代スルタン ( 皇帝 ) アフメト1世の命を受け、モスク建築において高名な建築家 ミマール・スィナン の弟子である メフメット・アー の設計で1616年に建造された、オスマン朝時代の建築の傑作です。
トルコのジャーミィは、ミナレ ( 尖塔 ) が4本のものが一般的ですが、スルタンアフメト・ジャーミィには6本あり、これは世界的にも珍しいのだそうです。
ちなみに、ミナレは礼拝時刻の告知 ( アザーン )を行うのに使われる塔で、塔の中間以上の部分にある柵付きの台にアザーンの唱手が立って詠唱します。 ただし、現在ではミナレに取り付けたスピーカーでアザーンを放送するのが一般的だそうです。

スルタンアフメト広場に面した門から入場
中庭を抜けてジャーミィの入口へ向かう
ここは普通にイスラム寺院として使われているので、入場の際には肩や膝が出ている服装は不可。
羽織るものなどがない場合は、入口で大判のスカーフを貸してくれますので、これで肩を覆ったり、腰に巻いて膝が見えないようにすればOK。
内部は土足厳禁。 靴を脱いで入ります。
お祈りのために訪れている方も多数いらっしゃるので、静粛に…。

スルタンアフメト・ジャーミィは 「 ブルーモスク 」 という愛称で呼ばれています。
なぜ 「 ブルーモスク 」 なのかというと…



ブルーを主体としたイズニックタイルで内部が飾られているからなんですね~。
非常に美しいです。 (´∀`*)

ミフラーブと、その脇にあるミンベル
メッカの方向を示すミフラーブの脇にある、階段と尖った屋根が付いているもの ( 上の写真 向かって右側 ) は、ミンベルと呼ばれる説教台。
最も高いところはムハンマドの場所とされており、説教をする人は階段の中ほどまでしか上らないそうです。

とにかく内部の装飾が素晴らしい!






内部の床は赤い色調の絨毯が敷き詰められていて、その模様も綺麗だったんですが…
タイルに見とれていて、撮るのを忘れてしまいました… (^^;)ゞ

このジャーミィのミナレが6本になった理由については、アフメト1世が 「 黄金 ( altın アルトゥン ) の塔を造れ 」 と命じたのを 「 6 ( altı アルトゥ ) 本の塔を作れ 」 と聞き違えたため…という説があるそうです。

6本のミナレのうちの1本

いや~、良いものを見せていただきました。 (´∀`*)


次は、トプカプ宮殿を見学します。


6日目 その5 : トプカプ宮殿 (1) へ続く )

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