「2012年トルコの旅」 これまでの記事
1日目 : お初です トルコ航空 2日目 その1 : アジアサイドへ 2日目 その2 : トロイ遺跡~アイワルク
3日目 その1 : エフェソス遺跡 (1) 3日目 その2 : エフェソス遺跡 (2) 3日目 その3 : エフェソス遺跡 (3)
7月16日(月) トルコ 3日目 その4
昼食を終え、13:20頃、バスはセルチュクを出発。 イズミル県からアイドゥン県に入ります。
14:45頃、県都 アイドゥン Aydın の スルタンヒサル Sultanhisar にあるドライブイン Demirözler Petrol ve Dinlenme Tesisleri で休憩。
ここで、トルコ土産の定番 ロクム Lokum ( 英語では ターキッシュ・デライト Turkish Delight ) を購入。
ロクム ( ピスタチオ入り ) |
トルコのお菓子は甘さの強いものが多いのですが、ロクムはほどよい甘さで良い感じです。
いろいろな味のものがあるので試食は必須。
ナッツが入っているものが美味しかったので、ピスタチオ入りとアーモンド入りを購入。 1箱 12TLくらいだったかな…うろ覚えでスミマセン(汗)。
バスはアイドゥン県からデニズリ県に入り、県都 デニズリ Denizli の北にある村 パムッカレ Pamukkale へ。
16:40頃、世界遺産 ( 複合遺産 ) ヒエラポリス-パムッカレ Hierapolis-Pamukkale に到着。
より大きな地図で Hierapolis-Pamukkale を表示
パムッカレは 「 綿の城 」 という意味で、石灰棚のある丘陵地。 温泉地としても有名です。
17:00近くだというのに日差しがキツイ!
しかも、入口の手前にあった電光掲示板には 「 40℃ 」 の文字が…! Σ( ̄□ ̄;)
あまりの衝撃で証拠写真を撮るの忘れちゃったよ(笑)。
ここには、紀元前2世紀頃にベルガモン王国が築いたヒエラポリスという都市の遺跡が残っています。
後にローマ帝国の支配下におかれてからのヒエラポリスは温泉保養地として栄え、1世紀に地震で破壊されたものの、その後復興。 しかし、7世紀頃からイスラム軍の侵攻や地震によるダメージを受け、最終的には1354年のトラキア地震で完全に廃墟となって、徐々に石灰岩に覆われていきました。
長い間埋もれていたヒエラポリスは、1887年にドイツの考古学者によって発見され、1957年からは本格的な調査が開始されたということで、現在もまだ発掘調査進行中です。
ヒエラポリスの入口 南ビザンツ門 |
南ビザンツ門から入ってすぐ左手に柱が残る |
129年に皇帝ハドリアヌスが訪れた時に造られた円形劇場 |
暑さと闘いながら、遺跡の中を抜けて行くと…
…目の前に、こんな光景が!
パムッカレ名物の石灰棚です。 雨水が石灰岩の台地に浸透して炭酸カルシウムを含む地下水となり、それが地熱で温められて温泉として湧き出ているのですが、温泉の炭酸カルシウム ( 石灰 ) が沈殿して、このような白い棚田状になっていったそうです。
日本テレビ 「 世界の果てまでイッテQ! 」 の 「 温泉同好会 」 のコーナーで、森三中がここを訪れたことがあるので、ご記憶の方もいらっしゃるかと。
近年、温泉の水量が減ってきているため、石灰棚の範囲が徐々に狭まってきているとのこと。
現在では、保存目的もあって、温泉の出口にバルブを付けて流量を調整しているようです。
…確かに、ネットでパムッカレの画像を検索して比べてみると、だいぶ小規模になっている感じがあるなぁ。
石灰棚の上の方にだけ、立入可能なエリアがあります。 では入ってみましょう!
裸足で入らないといけないので、靴を入れる袋とタオルは必携。
欧米人観光客は、水着で温水プール感覚 |
世界遺産で足湯だぜぇ~、ワイルドだろ~? (笑) |
18:00を少しまわった頃、ヒエラポリス-パムッカレを後にして、ホテルに向かいます。
うう… 入場した時から1℃しか下がってない… ( ̄□ ̄;)
バスで15分ほど移動し、18:20頃、カラハユット Karahayıt にある温泉ホテル リカス・リバー・サーマル・ホテル Lycus River Termal Hotel に到着。
より大きな地図で Lycus River Termal Hotel を表示
20:00に、ホテルのプールサイドのレストランで夕食。
ここもビュッフェ形式です。また目新しいものを発見!
左のクレープのようなものは ギョズレメ Gözleme 。 小麦粉の生地で具を挟んで焼いたもの。
料理が置いてあるテーブルの横で、地元のおばちゃんが焼いていました。 美味しかったです。
奥のスープは ドマテス・チョルバス Domates Çorbası 。 トマトスープです。
トルコ語でスープのことを チョルバ çorba と言います。 ビュッフェでも必ず何種類かのチョルバが用意してあって、どこで食べてもハズレ無し! 朝食時には必ずいただいてました。
焼き菓子も基本シロップ漬けで… やはり極甘でした。 ( ̄~ ̄)
わかっちゃいるけど、なんとなく手が出ちゃうんだよなぁ(笑)。
このホテルには温泉プールがあります。 入るには水着が必要だと予め聞いていたので、水着は持参していたのですが… 昼間の暑さにやや負け気味だったので、温泉プールはパスして早めに就寝。
明日は、コンヤを経由してカッパドキアへ向かいます。
( 4日目 その1 : コンヤへ向かう へ続く )
2 件のコメント:
石灰棚・・・すごいですね
ぜひ生で見に行ってみたい!
みやさんがうらやましいです^^
次は私の好きなカッパドキアか~^^
羨ましすぎて次のコメは
ひねくれてるかもです(笑)
そういえば・・・関西でも道路での温度掲示板なら
40℃を見た記憶がww
>readealさん
石灰棚は綺麗でしたよ~!
ただ、記事に書いたように、最近は水量が少なくなってきているので、以前よりはスケールダウンしてしまっているようです。
見るならお早めに…というところでしょうか。
確かに日本でも、気温が35℃くらいまで上がった時は、路面近くは確実に40℃はあるはずだ…と感じますね。 もう百葉箱で観測してる場合じゃないっつーの!(笑)
思い返してみると… パムッカレは確かに暑かったですが、日本のような「むぁ~っとした感じ」が無かった分だけマシでした。
ここからカッパドキアまでは距離がハンパないので、カッパドキア観光自体の記事はいくつか先になりますが、ご期待くだされ~!…と煽ってみる(笑)
その前に、殿方のお楽しみであろうアレもありますんで… ← 何だよアレって(笑)
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