2012年トルコの旅 5日目 その1 ： カッパドキア気球ツアー

「2012年トルコの旅」　これまでの記事
1日目 ： お初です トルコ航空　　2日目　その1 ： アジアサイドへ　　2日目　その2 ： トロイ遺跡～アイワルク
3日目　その1 ： エフェソス遺跡 (1)　　3日目　その2 ： エフェソス遺跡 (2)　　3日目　その3 ： エフェソス遺跡 (3)
3日目　その4 ： ヒエラポリス－パムッカレ　　4日目　その1 ： コンヤへ向かう
4日目　その2 ： メヴラーナ博物館（コンヤ）～カッパドキア　　4日目　その3 ： ベリーダンスディナーショー　　

7月18日（水）　トルコ 5日目　その1


中央アナトリアにあるトルコの首都 アンカラ Ankara （ イスタンブールは首都ではないのだ！ ） の南東、ネヴシェヒルを中心に、クルシェヒル Kırşehir 、カイセリ Kayseri 、ニーデ Niğde 、アクサライ Aksaray に囲まれたエリアは、カッパドキア地方 Kapadokya Bölgesi と呼ばれています。
※ カッパドキアのラテン語表記は Cappadocia

大きな地図で見る

カッパドキアという呼称は、「 美しい馬の地 」 という意味のペルシア語 Katpatuk が由来だそうです。

カイセリの南にある エルジエス山 Erciyes Dağı の噴火により火山灰と溶岩が積み重なって凝灰岩や溶岩層になった後、風雨に侵食されてできた奇岩地帯が、世界遺産 ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群 です。

大きな地図で見る

今日はまず、この奇岩地帯を空から見るカッパドキア気球ツアーに参加します！ （＾＾）
もちろん気球に乗るのは初めて。　少々値の張るオプショナルツアーですが、こんな機会は滅多にないので…
（ ちなみにツアーの約半数の方が参加されました。 ）

気球ツアーは、風がなく天候が安定している朝のうちに催行されるため、早起きしなければなりません。
天候によっては中止になることもあるそうですが、幸いこの日は風もなく良いコンディション。
Günaydın！ （ おはようございます ） と言うにはちょっと早いかと思えるような、まだ暗い4：30にホテルのレセプションに集合。　不要な手荷物をフロントに預け、名簿にアルファベットでフルネームを記入 （ ツアー終了時に名前入りの飛行証明書がもらえる ） し、お弁当を受け取り、地元の気球ツアー会社 ギョレメ・バルーンズ Göreme Baloons の送迎車で、まずは事務所に向かいます。

事務所の待合室でお弁当 （ サンドイッチ、ジュース、林檎 ） をいただき、待合室に用意してあるコーヒーを飲みつつ、しばし待つ。　誓約書へのサインを済ませた後、車で気球のフライト地点へ向かいます。

5:15頃、事務所を出たところ。　これからフライト地点へ向かいます。

車で10分ほど走り、フライト地点に到着。　まだ飛行準備中。　ちなみに、ひとつのバルーンに30人乗ります。

そばにいると、バーナーの音が迫力あります！

他社の気球がどんどん飛び始めてる！

5：45頃、我々の乗った気球もテイクオフ！

浮いた～！ （＾＾）

揺れは全くありません。　気球独特の 「 ふわ～っと飛んでる感 」 が良いです！

かなり岩に近づくことも。　迫力あるぞ！

住居跡のような感じ

どんどん上昇していきます！

6：00頃、ご来光～！

ダイナミックな眺めです！

谷を下降

しめじのような岩がたくさんあるぞ！

かなり高度を下げています。

再び上昇

自分たちが乗っている気球の影を撮ってみた。　着陸間近。

約1時間の飛行を終え、6：45頃にランディング。

ランディングの際、我々乗客は、進行方向と反対向きになり、籠から頭が出ないよう中腰になって、籠の内側の取っ手につかまります。
籠が着地しても気球は完全にはしぼんでおらず風に煽られるのと、慣性の法則が働いているのとで、そのままでは籠が横倒しになってしまう恐れがあり危険なので、籠が着地するやいなや地上で待機しているスタッフ5～6人が一斉に駆け寄り、籠が傾かないようロープを引っ張って止めます。　けっこう力技なのね… （＾＾；）

無事に着陸

着陸後に、シャンパンのサービスがあります。
朝からシャンパン！？と思ったのですが…　オレンジジュースで割ってあり、これが結構イケます（笑）。

お疲れ様でした～！のシャンパンサービス

最後に飛行証明書をもらいましたが…　え～…　名前の綴り、ちょっと間違ってました。 （＾＾；）
まあ、よくあることらしいので、多少の事には目くじら立てないのがトルコ流…ということで（笑）。

いやぁ…　気球ツアー最高でした！ （*´∀｀*）
カッパドキアを訪れる機会がありましたら、ぜひ体験してみて下さい！


カッパドキア観光は、まだまだ続きます。


（ 5日目　その2 ： ギョレメ屋外博物館 へ続く ）