2011年7月26日火曜日

FIM 世界耐久選手権 2011

モータースポーツ好きな私ですが、実は、自動車レースについては F1 以外ほとんど見てなくて…
どちらかといえば、オートバイのロードレースの方が好きなのであります。

オートバイのレースは、大きく分けると、スプリントと耐久に分かれます。
比較的短い距離を、1人のライダーが走って速さを競うのがスプリント。
長い距離または時間を、複数のライダーが交代しながら走るのが耐久。

スプリントについては… なかなかWGP(ロードレース世界選手権)などを見られる機会がないのですが、ひところは何度か鈴鹿サーキットに足を運んで観戦していました。
ひところ…と言っても、かなり前。 フレディ・スペンサー、エディ・ローソン、ワイン・ガードナー、ウェイン・レイニー、ケビン・シュワンツ…なんて時代です。 古いなぁ(笑)。 ちなみに私はシュワンツが大好きでした!


さて、私がスプリント以上に好きなのが、耐久レース
毎年、「FIM 世界耐久選手権 FIM Endurance World Championship」というシリーズが組まれています。

2011年は全5戦。
第1戦 4月16~17日 ボルドール24時間耐久 (フランス マニ=クール・サーキット)
第2戦 5月21日 アルバセテ8時間耐久 (スペイン アルバセテ・サーキット)
第3戦 7月31日 鈴鹿8時間耐久 (日本 鈴鹿サーキット)
第4戦 9月24~25日 ル・マン24時間耐久 (フランス ブガッティ・サーキット)
第5戦 11月12日 ドーハ8時間耐久 (カタール ロサイル・インターナショナル・サーキット)

「ル・マン24時間」は、自動車だけじゃなくてオートバイもあるんですよ~!(一度は見に行ってみたいです…)


【第2戦までのレース結果  順位 ナンバー チーム (ライダー) (ポイント)

 第1戦 ボルドール
 1   1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
               (Vincent Philippe / Freddy Foray / Anthony Delhalle)(35)

 2 11 TEAM SRC KAWASAKI
               (Julien Da Costa / Olivier Four / Gregory Leblanc)(28)

 3 99 BMW MOTORRAD FRANCE 99
               (Sébastien Gimbert / Damian Cudlin / Erwan Nigon)(22)


 第2戦 アルバセテ
 1 99 BMW MOTORRAD FRANCE 99
               (Sébastien Gimbert / Erwan Nigon / Hugo Marchand)(30)

 2 94 YAMAHA FRANCE GMT 94 IPONE
               (David Checa / Kenny Foray / Matthieu Lagrive)(24)

 3   1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
               (Vincent Philippe / Freddy Foray / 酒井大作)(19)



【第2戦終了時のパイロット・ランキング 順位 ナンバー ライダー(チーム) (総合ポイント)
 1   1 Freddy Foray / Vincent Philippe (SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM)(54)
 2 99 Sébastien Gimbert / Erwan Nigon (BMW MOTORRAD FRANCE 99)(52)
 3 94 David Checa / Kenny Foray / Matthieu Lagrive (YAMAHA FRANCE GMT 94 IPONE)(35)


できれば全戦見たいくらいなんですが、それこそ日本で放送される機会などなく…

唯一、第3戦 「8耐」の愛称でおなじみの鈴鹿8時間耐久、来る7月31日に決勝レースが行われますが、これだけはテレビ視聴できます。
ただしスカパーのPPVで 3,150円…うぅ、相変わらず高いな…悩ましいところであります。 ( ̄~ ̄;)

鈴鹿8耐は、例年ですと「午前11時30分スタート、午後7時30分にチェッカー」というスケジュールで、日没後は全マシンがライトを点けて走行することになり、これがなかなか良い光景なのですが…
今年に限り「午前10時30分スタート、午後6時30分にチェッカー」になるとのこと。 節電に配慮し、明るいうちにゴールできるように…ということで、8耐史上初「ナイトランのないレース」になるそうです。

さて、この鈴鹿8耐は、1980年代あたりからGPライダーのスポット参戦が目立つようになり、耐久といいながら半ばスプリントの様相を呈しているという、ちょっと特殊なレースです。
通常ですと日没後は走行ペースが落ちるわけですが、今年は明るいうちにレースが終わるということで、さらにスプリント度が増しそうですね。

現在シリーズランキングトップの SUZUKI ENDURANCE RACING TEAMVincent Philippe / Anthony Delhalle / 酒井大作 というラインナップでエントリーしています!
応援しているチームなので、楽しみです。 SUZUKI GSX-R1000 も好きなマシンなので…(^^)♪


ちなみに、鈴鹿8耐も何度か現地観戦したことがあります。
…といっても、これも、前述のWGP観戦に行っていた頃と同時期なので、かなり前ですが。(^^;)ゞ
ワイン・ガードナー、平忠彦、ケビン・マギー、ケビン・シュワンツ、ウェイン・レイニーなどが参戦していた頃。
ああ、また古い話に…(笑)。

1985年、「ケニー・ロバーツ&平忠彦」という夢のようなコンビが組まれ…チェッカーまであと約30分のところでマシントラブルが発生、ホームストレートで平がマシンを止め、無念のリタイヤ…なんてのも、生で見てました!(ちなみに優勝したのはワイン・ガードナー&徳野正樹)
↑ このへん、わかる方だけ大きく頷いてやって下さい(笑)。

全くの余談ですが、鈴鹿サーキットまで足を運んでいた頃、当時「日清カップヌードルレーシングチーム」のキャンギャルだった岡本夏生を、生で見ております(笑)。
「レースクイーン」は本来、各サーキット付きの「表彰台で勝者を祝福する勝利の女神的な役割」の女性をさすもので、各チームの宣伝などを行う女性は「キャンギャル(キャンペーン・ガール)」と呼ばれていたのですが… いつのまにか、みんなまとめて「レースクイーン」になっちゃいました。
岡本夏生、今でもあのスタイルを保ってるのは凄いよなぁ… って、脱線失礼。(^^;)ゞ


鈴鹿8耐は、なにせ暑くて、見る方も耐久(笑)なので…
久々にあの雰囲気を現地で味わってみたい気もしないではないのですが、はたして、暑い8時間に耐える体力が残っているかどうか… 軟弱者はやっぱりテレビ観戦が一番だな(笑)。

2 件のコメント:

Piccola ピッコラ さんのコメント...

オートバイの投稿に書くには、ちょっと脱線のお話ですが・・・

じつは昨日、仕事の取材で、うちの町にある「自動車博物館」なるものに行ってきたんです。
1892年のプジョー タイプ3とかのとんでもないクラシックから、
2011年モデルのBMW coupe' まで、すごい展示でした!

F1セクションも充実していて、フェラーリ F40(1987)なんか、触ってきちゃいましたよw 

みやさんがご覧になったら、悲鳴が出ちゃいそうだなあと思いながら見てきました。
写真、せっかくなのでご覧にいれたいんですけど、さてどこにアップしようかなあ・・・

みや さんのコメント...

>ピッコラさん
実はですね…私、市販車についても、4輪は2輪ほど興味を持っておりませんで…(^^;)
特に最近の市販車は、よっぽど特徴的なものでないと見分けがつかない(汗)。

ただしフェラーリは別。 やっぱりデザインが秀逸なので、好きなんですよね。

F40かぁ~! 確か日本でバブル期に億の値段がついたこともあるやつですね。 超・高嶺の花!
1回だけ公道を走ってるのを見たことがあって「おおお~…」って感じで見送ったことがあります。
その頃のフェラーリF1マシンは…F187ってやつですね。 ミケーレ・アルボレートとゲルハルト・ベルガーが乗ってたやつ。 ベルガーは当時F40の開発にも携わっていたそうです…究極の車好きですなぁ(笑)

私、運転免許は持っていますが、運転できるのは中型(400CC)までの自動二輪のみなんですよ。
(ただし現在は免許証を所持しているのみで、長いこと乗っていませんが…)
20代の時に「車はなかなか買えないけど、バイクなら自分で買えそうだから」と思い、二輪の免許だけ取ったわけで…故に、私にとって車は「人に運転してもらうもの」(笑)。
だから、あんまり4輪の市販車に興味がないのかもしれないです…