10月23日 第72回 菊花賞
セントライト(1941)、シンザン(1964)、ミスターシービー(1983)、シンボリルドルフ(1984)、ナリタブライアン(1994)、ディープインパクト(2005) に続く、中央競馬史上7頭目のクラシック3冠に王手をかけたオルフェーヴル。 前哨戦の神戸新聞杯を圧勝して臨む大一番、もちろん1番人気!
「過去10年で、神戸新聞杯の勝ち馬が菊花賞を制したのは、2005年のディープインパクトのみ」 というデータがありますが… そんなの知ったこっちゃありません!(笑)
オルフェーヴルは絶対に3冠を獲る器だと、信じて疑わぬ私であります。
そのオルフェーヴルが制した日本ダービーで2着だったウインバリアシオン。 2003年の菊花賞でザッツザプレンティに騎乗しネオユニヴァースの3冠を阻んだ安藤勝己を鞍上に、逆転を狙う。
まずはフレールジャックが先行してレースを引っ張る。
オルフェーヴルは馬群中段から。 スタート直後かかり気味だったが、1周目の4コーナー通過後、直線に入ったあたりから、馬群に入って何とか落ち着いた印象。
ウインバリアシオンは後方から。
2周目の向こう正面、3コーナーの手前あたりから、オルフェーヴルが徐々に押し上げる。
ウインバリアシオンは後方から内に入れて追い上げを図る。
2周目の4コーナー、オルフェーヴルは4番手までポジションを上げ、ラストスパート!
前にいたロッカヴェラーノ、サダムパテック、フレールジャックをあっという間に置き去りにしていくオルフェーヴル! これは強い~!
ウインバリアシオンが2番手まで追い上げるが、2馬身半差までしか詰めることができず…
オルフェーヴルが優勝! 中央競馬史上7頭目の3冠馬に!
ヤタ━━━━━ヽ(・∀・)ノ━━━━━!!!
ゴール後、池添騎手を振り落してしまったのは… まあ、ご愛嬌ということで。 (^^)
デビュー戦の時もやっちゃったんだよね… そういうヤンチャなところも好きだぁ~!
池添健一騎手は、「史上最年少の3冠ジョッキー(32歳3カ月1日)」 に!
そして池江泰郎元調教師・池江泰寿調教師が、史上初の 「親子3冠トレーナー」 に!
※池江泰郎元調教師は、ディープインパクトで3冠
さらに… 池江泰寿調教師は、開業7年7ヶ月23日で3冠トレーナーとなり、これは開業最速記録!
いやいや、もう素晴らしいの一言です。
以前にも書いておりますが、この 「父ステイゴールド・母父メジロマックイーン」 という血統が、私にとってはツボでして… この血統からGⅠ馬(オルフェーヴルの全兄ドリームジャーニー)が出たことだけでも感激だったんですが、3冠馬まで誕生してしまうとは!
母オリエンタルアートも繁殖牝馬として実に優秀であるということですね~。
ちなみに… オルフェーヴル orfèvre という名は、フランス語で 「金銀細工師」 という意味ですが、「Être orfèvre en la matière」 で 「その道に明るい」 という意味にもなるそうです。 前途洋洋な感じで良いですね~。
オルフェーヴル、おめでとう! カッコ良かったよ! これからは古馬との対戦になるけど、期待してるよ!
【追記】
アスリートの魂 「人馬ひとつになって 三冠馬・オルフェーヴルと池添謙一」
NHK総合 10月24日(月) 午後10時55分~午後11時24分
(再放送 10月26日(水) 午前2時00分~午前2時29分)
見るぞ~! ヾ(^0^)シ
2 件のコメント:
松井君のネタもないのでこちらに投稿します^^
三冠・・・と聞くと血が騒ぎます(笑
ステイゴールドって勝ち切れない馬だった記憶がありますが、
息子はすごいですね^^
オルフェーヴル、ほんと前途洋々な名前ですね
いずれ凱旋門賞!??^^
>readealさん
思いおこせば、ステイゴールドは結局国内のGⅠを勝ち切れず、しかし引退レースの香港ヴァーズを勝って国際GⅠのタイトルを獲り、有終の美を飾った…という、いかにも彼らしい締めくくりでしたもんね。
こんな凄い息子が出るとは、ホントに驚きです。
池江泰寿調教師は、既に「凱旋門賞を目標にしていきたい」と明言しているようですよ。
楽しみですね。(^^)
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