昨日も、会社帰りに映画を1本。
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム Sherlock Holmes : A Game of Shadows
(2011年 アメリカ) ※公式サイトはこちら
監督 ガイ・リッチー
出演 ロバート・ダウニーJr. ジュード・ロウ ノオミ・ラパス ジャレッド・ハリス レイチェル・マクアダムス
スティーブン・フライ エディ・マーサン ケリー・ライリー
ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、新聞の号外はアナーキストの犯行ではないかと書き立てる。 しかし名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)は、世界中で発生している未解決の事件はすべて繋がっており、その黒幕が天才数学者にして作家のジェームズ・モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)であると推理していた。
友人ジョン・ワトソン医師(ジュード・ロウ)とメアリー(ケリー・ライリー)の結婚式を、ワトソンの付き添い役として見届けたホームズに、モリアーティからの呼び出しが届く。 事件から手を引かなければワトソンの命を狙うと脅されたホームズは、モリアーティに宣戦布告し、戦いが幕を開ける。
列車で新婚旅行に向かうワトソン夫妻がモリアーティの手下に狙われるが、これを読んで手を打っていたホームズとワトソンが協力して窮地を脱し、コンビが復活。 フランス、そしてドイツで、巧妙に張り巡らされた罠を切り抜けたホームズ達は、モリアーティとの決戦の地スイスへ…!
2009年に公開された 「 シャーロック・ホームズ 」 の続編。
第1作の予告を見た時に、図書館でシャーロック・ホームズのシリーズを借りて読みまくっていた小学校5・6年生の頃を思い出し、「 これは見てみなくては! 」 と映画館へ足を運んだら…
「 ずいぶん武闘派なところを前面に押し出したホームズだなぁ 」 と感じながらも、見ているうちに意外とハマってしまったというか… ロバート・ダウニーJr.のホームズって、ちょっとクセになりますな(笑)。
…で、続編。 第1作でその影をチラつかせていた ”最強の敵” モリアーティ教授が登場!
ジャレッド・ハリスが、知的でありながら同時に非情な絶対悪であるモリアーティを上手く演じています。
作中でホームズとモリアーティが直接対峙する場面が何度かありますが、緊張感のあるやりとりが、なかなかイイ感じ。
ジュード・ロウのワトソンは、第1作同様、このシリーズの要というところでしょうか。
ホームズとワトソンの絶妙な掛け合いは、ジュード・ロウのあの演技あってのもの。
推理の部分よりもアクションの比重が高いのが、ちょっと物足りないところですが、「 ホームズが周囲の状況すべてを瞬時に頭の中に入れて分析している状況 」 を視覚的に表現しているのが斬新でもあります。
本作は、原作の 「 最後の事件 」 がベースになっていますが、もちろん原作そのままというわけではないので、小説とは違った楽しみ方ができると思います。
…そう、このシリーズの最大のネックは、「 原作を知らないと、ちょっと取っ付き難い 」 という点なんですよね。
アーサー・コナン・ドイルのホームズ物を読んだことがない方は、読まれてからご覧になるのがよろしいかもしれません。
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