3月15日 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦 2nd leg
バイエルン・ミュンヘンvsインテル
先日のリーガ・エスパニョーラ、バルセロナとセビージャの試合で、試合開始前に両チームの選手が「頑張れ、日本！僕らは君と共にいる。」というメッセージの横断幕を掲げてくれていました。
この試合の開始前も、ピッチ上に「私たちは日本の皆さまと共にいます。」というメッセージが。
本当にありがたいことです。
1st leg は、バイエルンがアウェーで 0-1 での勝利、ゆえに今日は勝利かドローでベスト8進出という有利な状況。 一方のインテルは、ベスト8に上がるには勝利が必須。 さあどうなる？
長友佑都はベンチスタート。 チャンピオンズリーグ・デビューはあるか？
個人的には不本意ながら（苦笑）気持は若干インテル寄りの私。
長友がいるからということもありますが… イタリア勢が不甲斐ない結果に終わってしまうと、今後チャンピオンズリーグのイタリア枠が少なくならないとも限らないので…。
前半3分、インテル パンデフのスルーパスからエトーのシュートが決まって先制。
※このまま終われば2試合の合計スコアがイーブンで、延長戦
前半21分、バイエルン 右サイドからロッベンが上げたクロスをインテルGKジュリオ・セーザルが弾き、そのボールをゴメスがシュート、これが決まって追いつく。 スコア 1-1。
※このまま終わればバイエルンが勝ち上がり
前半31分、バイエルン 今度は左サイドからのロッベンのパスをミュラーが決めて勝ち越し。
※インテルが勝ち上がるには、あと2点必要
前半は 2-1 で終了。
後半18分、インテル コウチーニョからのパスをエトーが落とす、これをスナイデルがダイレクトに決めてインテル追いつく。 スコア 2-2。
※それでも、このまま終わればバイエルンが勝ち上がりだが…
そして後半42分、インテル キヴを下げて長友を入れる！
長友佑都、ついにチャンピオンズリーグ・デビュー！ 短い時間だが一仕事できるか…！？
その直後の後半43分、インテル エトーがボールを持った状況で、長友がオーバーラップ。
これにバイエルンDFがつられて、ややゆとりができたエトーが右サイドに走りこんできたパンデフにパス、パンデフがこれをダイレクトで決めて、スコア 2-3、インテル勝ち越し！
※このまま終わればインテルが勝ち上がり
バイエルンは残り少ない時間で、何とか追い付こうと攻めるが…
試合終了。 2-3 でインテルが勝利！
互いに1勝、2試合の合計スコア 3-3、アウェーゴールの差でインテルがベスト8進出。
見応えのある、面白い試合でしたが…
バイエルン・ミュンヘンは昨シーズンの決勝戦での借りを返せず。 無念だろうなぁ。
長友は、短い出場時間でしたがキッチリ仕事をしましたね（＾＾）。 パンデフのゴールが決まった時、レオナルド監督と抱き合っていたのが印象的でした。
チャンピオンズリーグ・ベスト8進出の日本人、3人目が誕生です。
試合終了後、アリアンツ・アレーナに「You'll never walk alone」が流れました。
リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドで流れるバージョン…ではなく、長友が所属していたFC東京のホームである味の素スタジアムで流れるバージョンでした！
しかも、普通ならバイエルン敗退が決まって帰ってしまうであろう観客の多くが、スタジアムに残ったまま、フラッグを振ったりして合唱してくれました。
本当に…本っ当にありがたい！ テレビの前で泣きそうになりました… 。・゜・(*ノД`*)・゜・。
「一人じゃない」インテル長友が日の丸にメッセージ （産経ニュース 3月16日）
被災地で、もう十分に頑張っている皆さんに対して、たいした苦労もない私なぞが「頑張って」などと言うのは、おこがましいことだと思います。 ですが…
見も知らない多くの異国の方々までもが、こんなに応援してくれています！
あなたたちは一人じゃない、どうか頑張って！
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