2014年7月16日水曜日

サッカー日本代表の今後

W杯 2014 ブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じました。

ドイツは、UEFA EURO 2000 において、グループステージで敗退してしまったのをきっかけに育成システムの強化を図り、14年かけて成果を出したということだそうです。

ドイツでさえ、それだけの年月と手間をかけて、やっと世界王者の座に返り咲くことができたわけです。


…では日本はどうか?

元メキシコ代表監督ハビエル・アギーレの日本代表監督就任が濃厚となっています。
メキシコのサッカースタイルは、前々から日本も参考にすべきだと思ってはいたのですが…
ザックジャパンがこれまで4年間やってきたスタイルの全てが否定されるべきではないとも思っているので、今後どういった方向性を打ち出していくのは気になるところです。


今回のW杯で改めて感じたのが、日本はまだ臨機応変な対応ができないな…ということ。
自分たちの描いていたプランが崩れた時にどうすべきか、そういう判断力がまだまだ足りない。
もちろん個々のレベルの問題もあるでしょうが… その原因の一端は、日本のホームでの国際親善試合が多すぎることではないかと考えます。

勝手知ったる日本の地で、何度も試合をしたことのあるスタジアムで… その繰り返しばかりでは、例えどんな強豪チームを招いたとしても、決して 「 強化試合 」 にはならないと思うんですよ。

W杯においては、長時間の移動の後、不慣れな場所で、しかも限られた時間で、いかにコンディションを整えるか…が重要になります。
しかし、特に日本国内でプレーする選手はそういう体験があまり多くないわけで、普段からそういうアウェー環境を繰り返し体感していかないと、いざ本番という時に変に力が入ってしまったり萎縮してしまったり…という繰り返しになってしまうのではないかと。

日本サッカー協会は、そういった事をふまえて、アウェー主体で親善試合のスケジューリングをしていってほしいです。
アウェーでの試合が増えるのは興業的にはマイナスでしょうが、もうそんな事は言っていられない!
アギーレが新監督になるのなら、メキシコに乗り込んでメキシコ代表とやらせてもらうくらいの事はしないと。
これかのら4年間、それが出来なかったとしたら、日本サッカー協会の怠慢だと言わざるをえない。 真の強化策を期待します。

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