2013年6月12日水曜日

広島へ行ってきた! その2 : 安芸の宮島

「広島へ行ってきた!」 これまでの記事
その1 : まずは懐かしの場所へ


6月8日(土)、五日市で幼少時の思い出に触れた後、佐伯区役所前駅から広電で宮島口へ。
駅のすぐ前に、宮島行きフェリーの乗り場があります。


JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船がありますが、広電の一日乗車券を使うので宮島松大汽船の乗り場へ。
少し待っていると、前方からフェリーが近づいてきました。 うわぁ~これに乗るのも40ン年ぶり! (^^;)

カーフェリーなので車も乗れます。
徐々に宮島に近づく。 厳島神社も見えてきた!
もうすぐ宮島桟橋に着岸。

宮島口から約10分で宮島桟橋に到着。 宮島 に上陸! 久しぶり~!


宮島 ( 安芸の宮島 ) という名前は通称でして、正式名称は 厳島 ( いつくしま ) 。
日本三景のひとつでもあります。
元々は島そのものが自然崇拝の対象となっており、推古元年(593年)には 厳島神社 が創建されていたということもあって、古くから信仰の場になっています。


宮島観光マップ ( (社)宮島観光協会 ) ※PDF


ちょうど時間帯が合ったので、宮島公認ボランティアガイドが案内してくれる約1時間半のツアーに参加しました。

フェリーターミナルを出ると、いきなり鹿のお出迎えを受けます。

島のあちこちに鹿がいます。
かなり人に慣れてはいますが、あくまでも野生の鹿ですので、餌などはやらないように。
あと、鹿は紙類を食べてしまうので、観光パンフレットなどを手に持って歩く際は要注意です。 実際に観光マップを奪われてモシャモシャやられてしまった人を見ました。 (^^;)  まあ観光マップくらいなら良いですけど、紙幣を狙われることもあるので気をつけましょう。


フェリーターミナルから厳島神社に向かって、有の浦と呼ばれる浜辺を歩きます。

有の浦
有の浦は、壇ノ浦の合戦で幼い安徳帝を抱いて入水した 二位尼 ( 平清盛の妻・時子 ) のなきがらが流れ着いたと言われている場所だそうです。


このあたりから、宮島の主峰である 弥山 ( みせん ) と、その隣にある 駒ヶ林 ( こまがばやし ) を望むと… 
「 観音様の横顔に見えますよ。 」 とガイドさんが教えてくれました。 おおっホントだ!


この写真ではちょっと分かりにくいかな。 フェリーから撮った写真 ( この記事の3枚目の写真 ) の方が分かりやすいですね。
左側の弥山が額、右側のでこぼこした駒ヶ林が鼻と口、間のちょっと山が禿げているところが目…というふうに見立てると… 見えましたか~?


有の浦から御笠浜に出ると、重要文化財である 大鳥居 があります。


現在の大鳥居は平安時代から数えて8代目にあたり、高さは奈良の大仏とほぼ同じ 16m だそうです。
主柱は楠、袖柱は杉の自然木。 この鳥居の根元は海底に埋められているわけではなく、松杭を打ち込んで強化した地盤の上に置かれているだけで、鳥居の自重 ( 約60トン ) だけで立っているのです!

4~5月の干潮時は、このあたりでも潮干狩りができます。 ただし鳥居の内側は厳島神社の境内なので潮干狩り不可、あくまで鳥居の外側で。
子供の頃、アサリを掘った記憶が仄かにありますよ… (´∀`*)


では、厳島神社の中に入りましょう!


その3 : 厳島神社 へ続く )

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