2012年12月30日日曜日

お疲れ様

今年も、お気に入りの馬が引退の時を迎えてしまいました。

先日の有馬記念で3着だったルーラーシップ
2012年4月29日、香港で行われたクイーンエリザベス2世カップで優勝し、晴れてG1馬に。
次は国内でG1を!というところでしたが、度々見せていた出遅れ癖もあってか、あと一歩及ばず…
まだ5歳なので普通なら引退にはまだ早いとも思えますが、有馬記念での大きな出遅れにより発走調教再審査の対象になったことで、「 あのクラスの馬をファンの前でいじめるのはどうかと。 」 と陣営が引退を決めたということです。 ( 発走調教再審査は、出走を予定する競馬場の最終12R終了後に行うので、ファンの目に晒されるということになるわけです。 )
今後は社台スタリオンステーションで種牡馬に。 父キングカメハメハ・母エアグルーヴという良血にしてサンデーサイレンスの血が全く入っていないという血統は、数多くのサンデーサイレンス系牝馬の配合相手にうってつけなわけですね。 国内G1制覇の夢は2世に託されることになります。

約7年にわたって地方競馬を引っ張ってきたフリオーソ
12月29日、ラストランとなった東京大賞典では果敢にハナを切って最終コーナーまで先頭、最後はかわされたものの6着に踏ん張り、存在感を見せました。
2006年の全日本2歳優駿、2007年のジャパンダートダービー、2008年のダイオライト記念と帝王賞、2009年のダイオライト記念、2010年の帝王賞と日本テレビ盃、2011年の川崎記念、2012年のかしわ記念… これらのレースで中央の強豪相手に勝利をおさめてきたフリオーソは、まさに地方王者でした。
鞍上にミルコ・デムーロを迎えて臨んだ2011年のフェブラリーステークスで、1999年のメイセイオペラ以来の 「 地方馬による中央G1制覇 」 を期待していたのですが、惜しくもトランセンドの2着… あの時の悔しさはいまだに忘れられない…
今後は、来年1月7日に船橋競馬場で引退式を行った後、ダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで種牡馬に。 強い2世の誕生を期待したいです。

フリオーソと同じく東京大賞典がラストランとなったボンネビルレコード
2004年に大井でデビューし、2007年に中央に移籍。
中央馬として参戦した2007年の帝王賞では、大井時代の主戦騎手だった的場文男とのコンビでフリオーソを抑えて勝利。 翌2008年には、かしわ記念で勝利し、帝王賞でフリオーソの2着、日本テレビ盃ではフリオーソを抑えて勝利するなど活躍。
その後は勝利が無く、2010年に再び大井に移籍。 10歳で迎えたラストランは9着でしたが、まさに 「 無事是名馬 」 という言葉が似合う馬でした。
今後は大井競馬場で誘導馬デビューを目指すそうです。 ぜひ実現してほしい!


さて、今年のブログ更新はこれがラストになると思います。
ご訪問いただいた皆様、コメントをくださった皆様、ありがとうございました。 <(_ _)>
来年も宜しくお願いいたします。 では良いお年を! (^^)ノシ

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