2014年5月23日金曜日

テルマエ・ロマエⅡ

テルマエ・ロマエⅡ (2014年)  ※公式サイトはこちら


監督 武内英樹
出演 阿部寛 上戸彩 市村正親 北村一輝 宍戸開 勝矢 竹内力 キムラ緑子 笹野高史
      曙 琴欧州 菅登未男 いか八朗 松島トモ子 白木みのる

古代ローマ帝国で斬新なテルマエ(浴場)を作り一躍人気者になった設計技師ルシウス・モデストゥス(阿部寛)は、グラディエーターを癒すためのテルマエ作りを命じられる。 アイディアに悩んだルシウスは、再び現代の日本にタイムスリップしてしまう。 風呂専門雑誌のライターとして仕事をしていた山越真実(上戸彩)らと再会したルシウスは、再び 「 平たい顔族 ( =日本人 ) 」 の風呂文化からアイディアを得てテルマエ作りを進めていく。
ローマ帝国では、平和推進派の皇帝ハドリアヌス(市村正親)と武力行使派の元老院が対立。 ルシウスと真実はローマ帝国を二分する危機に巻き込まれる…。



ヤマザキマリのコミック 「 テルマエ・ロマエ 」 を映画化したシリーズ2作目。

原作を既読している立場から言うと、1作目と同じくらいの評価…かな。
原作にもあるエピソードをあちこちに挟みつつ、映画オリジナルな部分も見せつつと、健闘しているな~とは思うんですが… 後半はローマ帝国の平和推進派・武力行使派の対立を軸にストーリーが進んでいきますが、前半はちょっと細切れな印象で落ち着かないんですよね。

原作コミックのヒロイン・さつきはルシウスが惚れちゃった相手なわけですが、本作の真実はそういう風に描かれてはいなくて、恋愛対象というよりは盟友って感じ。 真実の立ち位置が中途半端なのが気になるところ。

オチは…ああ、そうきたかという感じ。 原作とは違うアナザー・ストーリーとして楽しめばいいかな。

1作目とまとめて一本の映画にしておいても良かったかも…という気がしないでもないです。
ただ、「 相変わらず 『 日本人なのにローマ帝国に馴染みまくっている(笑) 』 キャスト 」 が再び楽しめたという点は良かったところ。 今回は特に北村一輝が頑張っております!


露天風呂のシーンの松島トモ子… そのネタやっちゃって良いんですか!?
…と思いつつも笑っちゃったけど。 同じタイミングで笑っちゃった方は、ほぼ同世代とお見受けいたします(笑)。

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