2013年9月20日金曜日

マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール Man of Steel (2013年 アメリカ)  ※公式サイトはこちら



監督 ザック・スナイダー
出演 ヘンリー・カヴィル エイミー・アダムス ケヴィン・コスナー ダイアン・レイン ローレンス・フィッシュバーン
      マイケル・シャノン アンチュ・トラウェ アイェレット・ゾラー クリストファー・メローニ ラッセル・クロウ

高度な文明を誇る惑星クリプトンは、乱開発により崩壊目前となっていた。 科学者ジョー=エル(ラッセル・クロウ)は、生まれたばかりの息子カルを小さな宇宙船に乗せ地球へ送り出した直後に、クーデターを起こしたゾッド将軍(マイケル・シャノン)に殺され、クリプトンも最後を迎えた。
地球に辿り着いたカルは、ジョナサン(ケビン・コスナー)とマーサ(ダイアン・レイン)のケント夫妻の元でクラークと名づけられて育つ。 徐々に特別な力を見せ始めたクラークは、その力を封印することを両親と約束し、過酷な幼年時代を送る。 そんな息子にジョナサンは隠していた宇宙船を見せて真実を打ち明け、 「 お前には使命があるはずだ 」 と励ます。
青年になったクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、ジョナサンの死をきっかけに自らの使命を探す旅に出る。
氷河に謎の物体が埋まっているというニュースを追いかけてカナダの現場に来た 「 デイリー・プラネット 」 の記者ロイス・レイン(エイミー・アダムス)は、取材中に重傷を負ってクラークに助けられ、謎の物体と共に消えた彼を追う。
謎の物体はクリプトンの宇宙船で、クラークはジョー=エルが遺した映像から自らの正体と故郷の星の歴史を知り、身を隠して生き続けるか、父の遺言に従って救世主となるのか…と葛藤する。
ジョー=エルの息子の行方を追っていたゾッド将軍が、地球に襲来。 ゾッド将軍は地球の運命と引き換えにクラークの引き渡しを要求する。 地球を守るという決意を固め、ゾッド将軍の元へ向かうクラーク。 人類の存亡をかけた激烈な闘いが始まった。



「 鋼の男 」 スーパーマンは如何にしてヒーローとなったのか…を描いた、いわばリブート版。

2006年の 「 スーパーマン リターンズ 」 を見逃してしまったままになっているので… 私にとっては、実写映画のスーパーマンを見るのは、クリストファー・リーヴ主演のシリーズ以来です。

製作・原案がクリストファー・ノーラン ( 「 バットマン・ビギンズ 」 や 「 ダークナイト 」 シリーズ などの監督 ) ということで、どんな感じに仕上がっているのか楽しみでしたが、監督はザック・スナイダーなので思ったほどノーラン色は強くなかった…

後半の派手なアクションシーンが目を引くものの、本作はクラークが運命を受け入れるまでの悩みや葛藤などが主題であり、なおかつクライマックスでクラークに十字架を背負わせるような展開 ( これは原作コミックにもあるらしいですが ) もあって、「 痛快な娯楽作品 」 という作りではないので… もしかしたら好みが分かれる作品かもしれない。 個人的には、これもひとつの方向性としてアリかなと思いますが。

「 新スーパーマン 」 ヘンリー・カヴィルは良かったです。
…良かっただけに、後半のアクションシーンがちょっと長すぎる印象だったのが残念。 ただスピーディーなアクションを見せ続けるというだけではなく、もうちょっと心理描写が織り込まれていたら良かったのかも。

ケヴィン・コスナーとラッセル・クロウ、2人の父親の存在感はさすがでありました!

ロイス・レインが早いうちからクラークの正体を知ることになり、ケント夫妻以外では最初のクラークの理解者になるという、これまでのシリーズと違う設定がちょっと面白い。


続編は既に決定しているそうなので、今後どのような展開を見せるのかには興味ありですが… 続編ではバットマンとの共演になるらしい!
ただバットマン役がベン・アフレックに決まった際に、ネット上で反対の声が凄かったようですが… 「 ダークナイト 」 シリーズのクリスチャン・ベイルがハマリ役だったから、しょうがないかもなぁ。 ま、批判は実際に作品を見てからにしましょう…ってとこですね。

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