2014年8月18日月曜日

GODZILLA ゴジラ

GODZILLA ゴジラ Godzilla (2014年 アメリカ)  ※公式サイトはこちら


監督 ギャレス・エドワーズ
出演 アーロン・テイラー=ジョンソン 渡辺謙 エリザベス・オルセン ジュリエット・ビノシュ
      サリー・ホーキンス デヴィッド・ストラザーン ブライアン・クランストン

1999年、フィリピンの探鉱調査を行っていた芹沢猪四郎博士(渡辺謙)らは、巨大生物の化石を発見。 そこには 「 何か 」 が誕生した痕跡があった。
同年、日本の原子力発電所に勤務するジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)が、謎の振動と電磁波を探知。 振動によって異常をきたした炉心の調査に向かった妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)は、原発の倒壊で命を落とす。
2014年、ジョーとサンドラの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、ジョーが警察に逮捕されたとの知らせを受けて日本へ向かう。 原発事故の真相を突き止めたいと語るジョーは、自宅に残されたままのデータを回収するためフォードと共に立入禁止区域に侵入し、原発敷地内の研究施設に連行される。 そこには巨大な繭があり、やがて巨大生物が孵化し研究施設を破壊して東へ飛び去る。 そして、その巨大生物を追うかのように、ゴジラが現れる!



ローランド・エメリッヒ監督の1998年版 「 GODZILLA 」 の時は… エメリッヒには大変申し訳ないが、怪獣映画で育った世代としては、あのゴジラのフォルムがどうにも受け入れられなかったんだよねぇ…

…で、今回は、ゴジラのフルムがオリジナルに近い感じで、そこはまず良かった。
CGでありながら、あえて着ぐるみ的な動きにしたと思われますが、そこもなかなか良い。

面白かったです。 しかし、気になる部分も…

ストーリー的には、ゴジラの起源に関する部分がオリジナルとはちょっと違っています。
また、ゴジラが現れた理由が 「 自然の調和を乱す者を狩る 」 という感じの描写になっていて、結果的に地球が救われるという流れに。
そういう点が受け入れられる人と、そうでない人とに分かれそうだなという印象。
やっぱり、ゴジラには 「 人間の身勝手さから産まれたが故の恐ろしさ 」 というのが欲しい…

とはいえ、エンターテイメント性が高い仕上がりになっているとは思うので、もうひとつのゴジラ・シリーズとして楽しめばいいかな…とも感じます。


もし可能ならば、1954年の第1作目 「 ゴジラ 」 を見てから見に行くのが良いかも。
( 私は手持ちのDVDで1954年版を見てから行きました。 )
いろいろ比較してみるのも面白いです。

ちなみに渡辺謙の役名 「 芹沢猪四郎 」 は、第1作目に登場する芹沢博士と、第1作目の監督でゴジラの産みの親である本多猪四郎からきています。


さて、本作は既に続編の製作が発表されているそうですが…
続編には、モスラ、ラドン、そしてキングギドラが登場するという話が! マジかぁ~!?



【おまけ】

FIAT が本作とのコラボCM作ってます。

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