監督 ジェームズ・マンゴールド
出演 ヒュー・ジャックマン 真田広之 TAO 福島リラ スヴェトラーナ・コドチェンコワ
ブライアン・ティー ハル・ヤマノウチ ウィル・ユン・リー ファムケ・ヤンセン 山村憲之介
1945年。 日本の長崎にいたローガン〔ウルヴァリン〕(ヒュー・ジャックマン)は、青年将校・矢志田(山村憲之介)を原爆の爆発から救う。
そして現在。 愛し合ったジーン(ファムケ・ヤンセン)を殺してしまった罪悪感に苛まれカナダで隠遁生活を送っていたローガンの元に、大物実業家となった矢志田(ハル・ヤマノウチ)の部下ユキオ(福島リラ)が現れ、病魔に侵された矢志田が再会を望んでいるとローガンを日本に招待する。
東京での再会後、まもなく矢志田は死亡。 葬儀に参列したローガンは、組織に襲われた矢志田の孫娘マリコ(TAO)を救い、逃避行のさなかに恋に落ちる。
しかし、何者かの罠にはまり治癒能力を失ったローガンは、初めて 「 限りある命 」 を意識することになる。 さらわれたマリコを満身創痍で救出に向かうローガンの前に、マリコの父シンゲン(真田広之)、ハラダ(ウィル・ユン・リー)率いる忍者軍団、そしてミュータント・ヴァイパー(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)が立ちはだかる。
マーベル・コミック 「 X-MEN 」 シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公にした作品。
「 ウルヴァリン : X-MEN ZERO 」 の直接的な続編ではなく、1982年のコミック 「 Wolverine 」 を原作としているそうです。
日本を舞台にした洋画によくある 「 日本でロケしてるのに荒唐無稽な描写 」 。 この作品にもそんなシーンが数多くあるので、「 リアルじゃない! 」 と見る向きもあると思いますが…
それはあらかじめ予想できたし、なんたってミュータントが主人公の映画ですから、そこはコミックを読んでいるつもりで楽しめばいいのではないかと思います。
まあ実際 「 日本はそんなに無法地帯じゃねぇ! 」 とツッコミたくなる場面はありましたし、忍者が登場するに至っては 「 007は二度死ぬ ( 正直あれは忍者っぽくなかったが ) 」 を思い出したりしましたが…(笑)
それこそインターネットで世界中の情報が手に入れられる昨今にあって、日本をこんな風に描くというのは…確信犯なのか?
ウルヴァリンが治癒能力を奪われ命の危機に直面するという展開は、ドキドキもので良かったです。
ヒュー・ジャックマンの安定度は抜群なので、安心して見ていられますな。
最近は悪役でもイイ感じの真田広之が、ここでもキレのあるところを見せています。
それだけに、思ったよりあっさり出番が終わってしまったのが勿体ない! クライマックスまで登場していてほしかったなぁ。
福島リラが演じるユキオは、ヒロインの TAO 以上に存在感があった!
ユキオは原作にも度々登場するキャラクターだそうなので、今後もどこかで登場することが…あるかな?
ウィル・ユン・リーは結構好きな俳優で、日本語のセリフも頑張っていたと思うのですが…
ワタクシ的には 「 HAWAII FIVE-O 」 のサン・ミン役で馴染んじゃってるせいか、どうしても 「 ハラダ 」 という役名が結びつかなくて困った(笑)。
エンドロールの途中で、あの方達が登場しますよ! お見逃しなく!
あきらかに次回作への布石。 楽しみだな~。
何やかんやで、いろいろ楽しめた1本でした。 原作、読んでみようかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿