2013年10月25日金曜日

2013年 台湾の旅 2日目 その6 : 九份 (1)

「2013年 台湾の旅」 これまでの記事
1日目 その1 : TAIPEI 101  1日目 その2 : 淡水 (1)  1日目 その3 : 淡水 (2)  1日目 その4 : 行天宮
2日目 その1 : 忠烈祠  2日目 その2 : 故宮博物院  2日目 その3 : 中正紀念堂  2日目 その4 : 龍山寺
2日目 その5 : 霞海城隍廟


9月13日(金) 台湾 2日目 その6


引き続きツアー車で観光。


台北市内から約1時間移動し、15:00頃、九份 ( きゅうふん 〔 ジォウフェン 〕 ) へ到着。


より大きな地図で 九份 を表示

九份は台湾北部にある山あいの街。 元々この地には9世帯の人々しかおらず、当時物資を調達するのに毎回 「 9世帯分 」 を買っていたことから付いた地名だと言われています ( 諸説あるそうですが ) 。
19世紀の終わり頃に金脈が掘り当てられたことで瞬く間に人口が増え、日本統治時代には最盛期を迎えた鉱山の街でしたが、1971年に閉山となってからは街が廃れていったそうです。
しかし、この地でロケを行った台湾映画 「 悲情城市 」 ( この映画についての記事はこちら ) がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したことで九份が再び注目されるようになり、今ではレトロでノスタルジックな街の雰囲気が味わえる人気の観光地になっています。

そう! 「 悲情城市 」 が大好きな私が、今回の旅行で一番来たかった場所がここ! (^^)b

瑞金公路の 「 九份 」 バス停の近くでツアー車を降り、豎崎路を上がっていきます。

豎崎路 ほとんどが階段
ニャンコがお出迎え!

少し上がって軽便路と交差するところに出たら、目の前に見覚えのある建物が…!
こっこれはっ! 「 悲情城市 」 で 黄金酒家 として登場したお店! (*´∀`)


「 悲情城市 」 と書かれた看板が!
韓国ドラマ 「 オンエアー 」 の撮影も行われたようです。
このお店は 「 悲情城市 」 撮影当時は 麗麗酒家 という名前だったと言われているのですが、映画のヒットを受けて店名を変えたとのこと。 ちなみに現在の店名は 小上海茶飯館


できれば店内に入ってみたかったんですが… これもまた別の機会にということで。

ちなみに九份は、ジブリの 「 千と千尋の神隠し 」 の街並みのモデルになっているという説がまことしやかに流れていますが… 宮崎駿監督は以前に 「 モデル地はここ ( 九份 ) ではない 」 とインタビューで語っていますので念のため。

夕食まで時間があるので、しばし街を自由散策。

豎崎路をさらに上がる。
基山街と交差するところまで上がって右に折れると… 見晴らしの良い場所に出ます。

基隆湾
山の斜面に沿って街ができているのがよく分かります。


2日目 その7 : 九份 (2) へ続く )

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