「2012年トルコの旅」 これまでの記事
1日目 : お初です トルコ航空 2日目 その1 : アジアサイドへ 2日目 その2 : トロイ遺跡~アイワルク
3日目 その1 : エフェソス遺跡 (1) 3日目 その2 : エフェソス遺跡 (2)
7月16日(月) トルコ 3日目 その3
引き続き エフェソス遺跡 Efes Örenyeri です。
「 ヘラクレスの門 」 から、クレテス通りを下ります。
コリント式の柱頭 |
トラヤヌスの泉 |
トラヤヌスの泉 解説・復元図など |
ほとんど原形をとどめておらず、正面部分も修復されたものです。
復元図を見ると、かなり立派なものだったようです。
スコラスティカの浴場 |
ハドリアヌス神殿 |
ハドリアヌス神殿 手前のアーチ中央に彫られたティケ |
ハドリアヌス神殿 奥の門に彫られたメデューサ |
手前のアーチ中央には幸運の女神ティケ、奥の門にはメデューサが彫られています。
「 ハドリアヌス 」 と聞くと、どうしてもテルマエ・ロマエを思い出してしまう… (^^;)
丘の上の住宅 |
別料金で居住区の見学ができるのですが、今回は時間が無いので、クレテス通りに面した住宅跡のみ拝見。
日陰で水溜りの水を飲んでいたニャンコ |
公衆トイレ |
ケルスス図書館 |
かつては、このケルスス図書館と、アレキサンドリアの図書館、ベルガモの図書館が 「 世界三大図書館 」 とされていました。
ケルスス図書館から、マーブル通りへ入ります。
下のアゴラ |
大劇場 |
4世紀頃には、剣士と猛獣の闘いが行われたりもしたとか… おお~グラディエーターの世界だ!
現在でもコンサートなどに使用されるそうで、ホイットニー・ヒューストンがここで歌ったこともあるそうです。
アルカディアン通り |
当時は、この道路の先が港だったそうです。
北側の入口に到着したところで、約1時間の遺跡見学が終了。
回りきれなかった場所もありますが、ツアーゆえ時間がとれないのは仕方ないところ。
さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが… 前日のトロイ遺跡に比べると保存状態も良く時代も古いエフェソス遺跡ですが、ここは世界遺産ではないんです。
トロイ遺跡の場合は 「 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠 」 などの条件に適合したことで世界遺産となったわけで… エフェソスはそういう条件には当てはまらないということですね。
エフェソス遺跡はまだ発掘調査進行中なので、今後新たな発見があるかどうか…というところでしょう。
エフェソス遺跡からバスで10分ほど移動し、12:30頃、ビズィム・エヴ・ハヌメリ・レストラン Bizim Ev Hanımeli Restaurant で昼食。
より大きな地図で Bizim Ev Hanımeli を表示
ビュッフェ形式の、トルコ家庭料理レストランです。
ひとまずビール ( やっとエフェスが飲めた~! ) を頼んで…
ピラウ、ビベル・ドルマス ( 前日の昼食で気に入った、ピーマンの詰め物料理 ) など、いろいろ。
ビベル・ドルマスの後ろの細長いものは、ラハナ・サルマス Lahana Sarması というロールキャベツのような料理。
その後ろは ヨーウルトル・セミズオトゥ Yoğurtlu Semizotu というサラダで、ひょう ( スベリヒユ ) をヨーグルトで和えたもの。 どれも美味しいです!
途中で、ケバブ Kebabı ( 肉類を焼いた料理の総称 ) の一種である チョプ・シシュ Çöp Şiş ( 上の写真の、牛肉の小さい串焼き ) が配られました。
チョプ Çöp は 「 藁・小枝のような草木の切れ端 」 という意味。 シシュ Şiş は 「 串 」 です。
( よく耳にする シシュ・ケバブ Şiş Kebabı は、すなわち 「 肉の串焼き 」 であります。)
デザートはスイカでした。 トルコではスイカが安いそうなので、スイカ登場率が高いです。
昼食後、パムッカレに向かいます。
【追記】
エフェソスは2015年に世界遺産に登録されました!
( 3日目 その4 : ヒエラポリス-パムッカレ へ続く )
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