11月25日 F1 ブラジルGP (インテルラゴス・サーキット)
【レース結果 順位・ポイント ドライバー(チーム) (予選順位)】
1 25ポイント ジェンソン・バトン(マクラーレン) (2)
2 18ポイント フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) (7)
3 15ポイント フェリペ・マッサ(フェラーリ) (5)
4 12ポイント マーク・ウェバー(レッドブル) (3)
5 10ポイント ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア) (6)
6 8ポイント セバスチャン・ベッテル(レッドブル) (4)
7 6ポイント ミハエル・シューマッハ(メルセデス) (13)
8 4ポイント ジャン=エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ) (17)
9 2ポイント 小林可夢偉(ザウバー) (14)
10 1ポイント キミ・ライコネン(ロータス) (8)
11 ヴィタリー・ペトロフ(ケータハム) (19)
12 シャルル・ピック(マルシャ) (22)
13 ダニエル・リカルド(トロ・ロッソ) (15)
14 ヘイキ・コバライネン(ケータハム) (20)
15 ニコ・ロズベルグ(メルセデス) (9)
16 ティモ・グロック(マルシャ) (21)
17 ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT) (24)
18 ナレイン・カーティケヤン(HRT) (23)
19 ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア) (10)
リタイア
ルイス・ハミルトン(マクラーレン) (1) 54周
ロマン・グロージャン(ロータス) (18) 5周
パストール・マルドナド(ウィリアムズ) (16) 1周
ブルーノ・セナ(ウイリアムズ) (11) 0周
セルジオ・ペレス(ザウバー) (12) 0周
ワールドチャンピオンが決まらないまま迎えた今季最終戦。
インテルラゴスはやっぱり雨… これは波乱の予感。
ポールポジションは、マクラーレンでの最後のレースとなるハミルトン。 予選2番手はバトンで、マクラーレンがフロントロー独占。
このレースで4位以内に入ればアロンソの成績いかんにかかわらずワールドチャンピオンが決定するベッテルは4番グリッド。
逆転でワールドチャンピオンを狙うには最低でも表彰台に上がることが必要なアロンソは予選8番手だったが、予選6番手だったマルドナドが10グリッド降格のペナルティを受けたため、7番グリッドからのスタート。
可夢偉は14番グリッドからのスタート。 良い形で今季を締めくくってほしい。
スタート後、ハミルトンは先頭をキープするが、フェラーリ勢が好ダッシュでポジションを上げ、マッサが2番手に、アロンソが5番手にポジションアップ。
出遅れたベッテルは、スタート直後にセナと接触してスピン、最後方まで下がってしまう。 可夢偉も巻き込まれるおそれがあったが、どうにかかわし、レース序盤で9番手につける。
6周目、雨が強くなってきた影響か、アロンソのマシンが滑り、ややポジションを下げる。
ベッテルは後方から追い上げをはかり、7周目にはポイント圏内に。
8周目、バトンがハミルトンをかわしてトップに立つ。
バトンとヒュルケンベルグはドライタイヤのままコースに留まるが、その他のマシンは10周目から17周目にかけてインターミディエイトタイヤに履き替えるため次々にピットイン。
しかし、その後雨が弱まり、タイヤ交換組の作戦は裏目に。 ドライタイヤで粘った2台が順調に飛ばす。
19周目あたりから、各車が再びドライタイヤに戻し始める。
コース上のデブリが多すぎるため、23周目にセーフティカーが導入される。
この段階で、先頭からヒュルケンベルグ、バトン、ハミルトン、アロンソ、ベッテル、可夢偉、ウェバーというオーダーに。 ここまで稼いだマージンはセーフティカー導入で帳消しになる。
29周目にセーフティカーが戻り、レース再開。
ここで可夢偉がベッテルを抜いてポジションアップ。 さらに可夢偉は32周目にアロンソの前にも出るが、アロンソが再び4番手を奪い返す。
後方ではマッサがベッテルをかわして追い上げ、38周目には可夢偉もパスしてポジションを上げる。
49周目にヒュルケンベルグのミスをついたハミルトンが先頭を奪う。
しかし、55周目にハミルトンに並びかけたヒュルケンベルグがハミルトンに接触!
ハミルトンはリタイア。 ヒュルケンベルグはこの件でドライブスルーペナルティを受ける。
依然不安定な天候。 雨が徐々に強まり、各車がインターミディエイトタイヤに履き替える。
70周目、8番手を走行していた可夢偉は、シューマッハを抜こうとした際に接触しスピン。
すぐに体勢を立て直したものの、9番手に後退してしまう。
まもなくファイナルラップを迎えるというところで、ディ・レスタがウォールにぶつかりマシンが大破したことでセーフティカーが導入される。 結局セーフティカー先導のままチェッカーが振られ、レース終了。
優勝は今季3勝目となったバトン。 2位にアロンソ、3位にマッサと、フェラーリ勢が揃って表彰台に!
ベッテルが6位フィニッシュ。 可夢偉は9位でポイント獲得。
第20戦終了時のドライバーズポイントランキング
1位 セバスチャン・ベッテル 281 2位 フェルナンド・アロンソ 278 3位 キミ・ライコネン 207
この結果、ベッテルが3年連続3度目のワールドチャンピオンに!
アロンソは3ポイント差でチャンピオンを逃す。 このレースで優勝していれば逆転できたのにな。
マシンを降りたアロンソが、ヘルメットを被ったまま暫し佇んでいたのをカメラが捉えていましたが…
うあぁ切ねぇ~ (ノд`)
可夢偉はポイント60となり、ランキング12位で終了。
このレースを最後にザウバーを離れる可夢偉、早く来季のシートが確保できるといいのですが…
2013年のF1は、3月17日のオーストラリアGPからスタート予定です。
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