11月25日 第32回 ジャパンカップ(GⅠ) 東京競馬場 芝2,400m
毎年楽しみなレースが、今年もやってきた!
オルフェーヴルをはじめとして、今年の春秋天皇賞馬・ビートブラックとエイシンフラッシュ、3冠牝馬ジェンティルドンナなど、豪華な顔ぶれの日本馬勢。
外国馬は5頭参戦。 注目は何といっても凱旋門賞馬ソレミアの参戦、オルフェーヴルと再びの対戦。
私の応援馬は、いつものごとくオルフェーヴル、エイシンフラッシュ、ルーラーシップ。
レースはビートブラックが先手を取って引っ張る展開。 ジェンティルドンナが馬群前方、ソレミアは5番手あたり、オルフェーヴルは馬群やや後方寄りから。
オルフェーヴルは4コーナーで5番手あたりまで押し上げる。
東京競馬場の長い直線、残り200mほどのところで、オルフェーヴルがビートブラックを捉える。
この2頭の間をこじ開けるようにして出てきたのがジェンティルドンナ。 オルフェーヴルを弾き飛ばす勢い。
これでやや外に振られてしまったオルフェーヴルだったが、すぐ立て直し、再びジェンティルドンナと馬体を合わせて一騎打ちに。 競り合いの末、ジェンティルドンナがハナ差前に出たところでゴール。
しかしレースはオルフェーヴルの進路が狭くなった件で審議に。
長い審議の末、着順は変更なしとの裁定。
ジェンティルドンナが3歳牝馬としては初のジャパンカップ優勝馬に!
岩田康誠騎手は、昨年のブエナビスタに続いて2年連続でジャパンカップ優勝ジョッキーに。
ルーラーシップが3着。 エイシンフラッシュは9着とやや振るわず。
ソレミアは13着。 やはり欧州とは違う日本の硬い馬場への対応が難しかったか。
思い出すのは1996年のジャパンカップ。 低評価を覆して第1回秋華賞を制したファビラスラフインが参戦し、3歳牝馬初のジャパンカップ優勝が目前だったが、最後はシングスピールの猛追にハナ差で屈した、あの悔しかったレース。
遂に3歳牝馬がジャパンカップを制する時が来たんだねぇ。
ただ… オルフェーヴルのファンとしてはスッキリしないのも事実。 降着は無かったものの岩田騎手には2日間の騎乗停止処分が下ったわけだし… 好きな騎手ではあるので、ちょっと残念。
とはいえ、ジェンティルドンナの能力にケチをつけるつもりは無い。 彼女の走りと勝負根性は賞賛に値するものであったから。
ともあれ、日本の3冠馬ワンツー決着。 掲示板も日本馬が独占となったジャパンカップでした。
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