カメハメハ4世(1834~1863)が欧米視察旅行に出た際に、アメリカの列車内で車掌に従僕扱いされたのが原因で、王はアメリカが嫌いになったという出来事があったそうです。
4世の王妃エマ(1836~1885)が、カメハメハ大王の参謀だったイギリス人ジョン・ヤングの孫娘であるということもあって、この時代、ハワイ王国政府は「反米親英」に傾いていきます。
王と王妃は、英国聖公会の導入を進め、この教会が建設されました。
イギリスからビショップ(聖公会主教)が派遣され、開設年である1886年のクリスマスに、最初の礼拝が行われています。
大聖堂 |
大聖堂の脇にある修道院 |
大聖堂は、その後も何度か増築され、1958年に現在の規模になりました。
中に入ってみると、かなり奥行きがあります。
カメハメハ4世とエマ王妃の肖像 |
大聖堂正面のステンドグラスは、中から見るとこんな感じです。
中に入って振り返ると…おお~圧巻! |
入口の上の部分 |
入口に向かって右側の部分。 カメハメハ4世とエマ王妃の姿も。 |
入口に向かって左側の部分。 |
このステンドグラスは、完成までに91年かかったそうです!
ここは見る価値ありです。 ぜひ足を運んでみてください!
2 件のコメント:
みやさん、いよいよ暦も残り僅か。ここにきて漸く「年の瀬」って感じがしてきましたね。
因みに、懐かしい「榮太樓飴」。味も殆ど覚えていないので、誰か思い出させてくれないかと、心密かに…。
>花咲爺さん
「お土産の定番」というのも、気がついてみると時代とともに変わってきていますね。
なので、あえて「老舗の味」をお土産に持って行く…この年末年始に、そんな友人・知人の来訪があると良いですね。(^^)
それを考えると…ハワイ土産の定番「マカダミアナッツチョコ」は息が長いですねぇ。
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