2013年7月28日日曜日

FIM 世界耐久選手権 2013 鈴鹿8時間耐久

7月28日、FIM 世界耐久選手権 FIM Endurance World Championship 2013 第2戦 鈴鹿8時間耐久が、三重県・鈴鹿サーキットで行われました。


【第2戦 鈴鹿8時間耐久 レース結果  順位 ナンバー チーム (ライダー) (ポイント)

 1  634 MuSASHi RT HARC-PRO.
               (高橋巧 / Leon Haslam / Michael Van Der Mark)(35)

 2    12 YOSHIMURA SUZUKI RACING TEAM
               (津田拓也 / Joshua Brookes / 青木宣篤)(29)

 3  071 Team KAGAYAMA
               (加賀山就臣 / Kevin Schwantz / 芳賀紀行)(25)


 4      1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
               (Vincent Philippe / Anthony Delhalle / Julien Da Costa)(21)

結果詳細 : SUZUKA 8 HEURES Final classification


鈴鹿サーキットの速報が BS12ch TwellV の録画中継に合わせて発表している感じ ( そりゃそうか ) だったので、ライブ中継でないのが残念と思いつつテレビ観戦。


ポールポジションは MONSTER ENERGY YAMAHA - YART 。 中須賀克行が2分7秒629というタイムを叩き出して2年連続ポールポジションとなったが… スタートでトップに立ったのは YOSHIMURA SUZUKI RACING TEAM 。

F.C.C. TSR Honda はスタートで出遅れるが、徐々に盛り返し、遂にはトップを奪う。 しかし2時間を過ぎたあたりで清成龍一がデグナーで転倒し、マシンが大破! 清成は何とかピットに戻りマシンの修理が進められたものの再び走行することはできずリタイアとなり、8耐3連覇の夢が潰える。

レース後半、MuSASHi RT HARC-PRO. が先頭で順調に周回を重ね、1周遅れで YOSHIMURA SUZUKI RACING TEAM 、Team KAGAYAMA 、SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM が続くというオーダーに。

このままアクシデントさえなければ MuSASHi が楽勝するかに見えたが… 最後に見せ場が待っていた!
ゴールまで残り約50分というところで、突然の雨!
トップ4のうち最初に勝負に出たのは SERT 。 いち早くレインタイヤに履き替え、ヴァンサン・フィリップが逆転を狙う。
これを見て KAGAYAMA もレインタイヤに交換、SERT と同条件なら3位は確保できるという算段で加賀山就臣がピットアウト。
一方、トップの MuSASHi は、たとえペースが落ちてもここまでのマージンでポジションをキープできると読んで、スリックタイヤのままで走行。 2番手の YOSHIMURA もスリックタイヤのまま走行を続ける。

やがて雨が止んで路面が乾きはじめ… 結果的にはスリックタイヤで踏ん張った MuSASHi RT HARC-PRO. が214周を走り、3年ぶり2度目の優勝。
ホンダのマシンはこれで8耐4連勝ということですね。

2位に YOSHIMURA SUZUKI RACING TEAM 。
そして3位に Team KAGAYAMA ! 21年ぶりの8耐参戦となったケビン・シュワンツが表彰台に! (^0^)  久々に走りが見られただけでも嬉しかったのに…いやもう感激! もっともシュワンツ自身は表彰台の真ん中に立ちたかったでしょうけどね。

SERT は4位でした。 表彰台を逃したのは残念だったけど、スプリントライダー多数参戦でハイペースなレースだということを考えれば、上々かな。 これでシリーズランキングでトップに立てたし。


シリーズ第3戦は8月18日、オッシャースレーベン8時間です。


【追記】

2013 FIM Endurance World Championship - Suzuka (JPN) (Slideshow from Fimgallery on Flickr)

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