2011年8月1日月曜日

鈴鹿8耐 2011 & F1 ハンガリーGP

7月31日 FIM 世界耐久選手権 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース (鈴鹿サーキット)

【レース結果  順位 ナンバー チーム (ライダー)

  1   11 F.C.C. TSR HONDA
               (秋吉耕佑 / 伊藤真一 / 清成龍一)

  2   12 YOSHIMURA SUZUKI RACING TEAM
               (加賀山就臣 / Joshua Waters / 青木宣篤)

  3 634 MuSASHi RT HARC-PRO
               (高橋巧 / 玉田誠 / 岡田忠之)


  4 99 BMW MOTORRAD FRANCE 99
                (Sébastien Gimbert / Erwan Nigon / Damian Cudlin)
  7 94 YAMAHA FRANCE GMT 94 IPONE
                (David Checa / Kenny Foray / Matthieu Lagrive)
  9   1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
                (Vincent Philippe / Anthony Delhalle / 酒井大作)

14 27 TEAM SHINSUKE
                (中木亮輔 / 津田一磨 / 鈴木慎吾)

42 07 LA BELLEZZA SPEED & WILD7
                (高杉奈緒子 / 川原英実 / 堀義光)


F.C.C. TSR HONDA が、レース序盤にまさかの転倒… 修理のためピット作業でタイムロスを喫するなどしながら、レース中盤でトップに立ち、最終的に2位のヨシムラに38秒の差をつけてトップチェッカーを受ける。
TSR は5年ぶりの優勝。 周回数 217 は、現コース最多周回記録です。
伊藤・清成 両ライダーは、鈴鹿8耐 4勝目となり、これはワイン・ガードナーに並ぶ歴代2位の記録。(歴代1位は宇川徹の5回)

予選をトップで通過し、2年ぶり通算5勝目を狙ったヨシムラは、2位フィニッシュ。
3位フィニッシュだった MuSASHi と一時トップ争いになった時は、スプリントのようなデッドヒートが繰り広げられ、面白かったです。
で、驚いたのが… MuSASHi のマシン : ホンダ CBR1000RR が、2010年式だったこと。 年式落ちにもかかわらず、あれだけの戦闘力を持たせたのは凄いな。

16年ぶりの鈴鹿8耐参戦となった、島田紳助が監督を務める TEAM SHINSUKE は、チーム最高位タイの 14位フィニッシュ。
ピットクルーとしてタレントが数多くいたこともあって、中継のカメラが度々ピットの様子をとらえていたのですが、その中に、かつて TEAM SHINSUKE のライダーだった千石清一がチームスタッフとしてピットにいる姿があり、懐かしさでちょっと感動。

LA BELLEZZA SPEED & WILD7 から参戦した、今大会の紅一点・高杉奈緒子は、耳がほとんど聴こえないというハンデがありながら、2007年から全日本ロードレース(現在は J-GP3クラス)に挑戦している女性レーサーです。 「戦うなでしこ」は、ここにもいる!
ライダー交代でピットに控えている時の、「早く走りたい」という楽しそうな表情が、とても印象的でした。
鈴鹿8耐は2年連続での参戦。 昨年は130周に終わってしまい、周回数不足で完走扱いになりませんでしたが、今年は181周で42位フィニッシュ! 完走おめでとう! ヽ(^▽^)ノ  


なお、世界耐久選手権シリーズランキング上位3チームは、上記の通り 4・7・9位。
BMW MOTORRAD FRANCE 99 は、4位フィニッシュだったことで、ライダー3人がパイロット・ランキングでトップに浮上。
むぅ~悔しいなぁ… SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM は9位に終わってしまったので、ぜひとも次のル・マン24時間で巻き返してもらいたい!


【追記】

【第3戦終了時のパイロット・ランキング 順位 ナンバー ライダー(チーム) (総合ポイント)
 1 99 Sébastien Gimbert / Erwan Nigon (BMW MOTORRAD FRANCE 99)(70)
 2   1 Vincent Philippe (SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM)(64)
 3 94 David Checa / Kenny Foray / Matthieu Lagrive (YAMAHA FRANCE GMT 94 IPONE)(48)



* * * * *



7月31日 F1 ハンガリーGP (ハンガロリンク)

【レース結果  順位・ポイント ドライバー(チーム) (予選順位)

  1 25ポイント ジェンソン・バトン(マクラーレン) (3)
  2 18ポイント セバスチャン・ベッテル(レッドブル) (1)
  3 15ポイント フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) (5)


  4 12ポイント ルイス・ハミルトン(マクラーレン) (2)
  5 10ポイント マーク・ウェバー(レッドブル) (6)
  6   8ポイント フェリペ・マッサ(フェラーリ) (4)
  7   6ポイント ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア) (11)
  8   4ポイント セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ) (23)
  9   2ポイント ニコ・ロズベルグ(メルセデス) (7)
10   1ポイント ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ) (16)

11 小林可夢偉(ザウバー) (13)
12 ヴィタリー・ペトロフ(ルノー) (12)
13 ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ) (15)
14 エイドリアン・スーティル(フォース・インディア) (8)
15 セルジオ・ペレス(ザウバー) (10)
16 パストール・マルドナド(ウィリアムズ) (17)
17 ティモ・グロック(ヴァージン) (20)
18 ダニエル・リカルド(HRT) (22)
19 ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン) (24)
20 ビタントニオ・リウッツィ(HRT) (21)

リタイア
ヘイキ・コバライネン(ロータス) (18) 55周・水漏れ
ミハエル・シューマッハ(メルセデス) (9) 26周・ギアボックス
ニック・ハイドフェルド(ルノー) (14) 23周・火災
ヤルノ・トゥルーリ(ロータス) (19) 17周・水漏れ


レース前に降った雨の影響によるウエットコンディションだったことで、全車インターミディエイトタイヤでのスタート。 予選3番手までのマシンは、スタート直後もポジションをキープ。
可夢偉は1周目で10番手にジャンプアップ。

レースが進むにつれて、コース上にウエット状態の部分とドライ状態の部分が混在するようになり、タイヤチョイスと交換のタイミングが鍵になる予感…。

10~12周目あたりから各チームがドライタイヤに交換してレースを進めていくが、レース後半に雨が落ち始め、いくつかのチームは再びインターミディエイトタイヤに交換するが、バトンはドライタイヤのまま。
結局、ここでのチョイスが明暗を分けたということに…。

バトンはこのレースがF1通算 200戦目、しかもF1初勝利の地がハンガロリンクだったということで、まさにメモリアル・レースでしたね。

可夢偉は11位フィニッシュで、ポイント獲得ならず。 今回はタイヤ戦略が上手くいかなかったなぁ。


さて、今シーズンの F1 GP は、ここで約1ヶ月の夏休みに入ります。

第12戦は8月28日、ベルギーGPです。
スパ(温泉を意味する「Spa」は、ここの地名が語源です。)で宿泊して温泉に浸かって、スパ・フランコルシャン・サーキットでF1を見る…そんな旅がしたいよぅ… ( ̄◇ ̄)

0 件のコメント: