5月19日 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝 FCバイエルン・ミュンヘン vs チェルシーFC
FCバイエルン・ミュンヘン 1-1 (PK 3-4) チェルシーFC
得点 【BAY】 トーマス・ミュラー(後半38分)
【CHE】 ディディエ・ドログバ(後半43分)
本拠地フスバル・アレナ・ミュンヘンで栄冠を手にしたいバイエルン・ミュンヘンと、初の欧州王者を狙うチェルシーの対戦。
個人的には、ノイアーとチェフ…2人の一流GKの仕事を見るのも楽しみであります。 (^^)
バイエルンは宇佐美貴史がベンチ入り! 日本人初のCL決勝メンバー入りということになりますね。
出番機会もあるといいのですが…どうかな?
試合は、バイエルンが攻め、チェルシーは守ってカウンターを狙うという、予想通りの展開。
前半は、バイエルンに度々決定的チャンスがあったが決められず。
チェルシーも良い形になる場面があったが、前半は 0-0 のまま終了。
後半も双方譲らず。 どちらが均衡を崩すか…?
後半15分あたりで、宇佐美もアップを始めているとの情報。
試合が動いたのは後半38分。 バイエルン クロスボールに反応したミュラーがヘディングを決めて先制! 足元に叩きつけたシュートで、名手チェフもこれはセーブできず。
チェルシーはこの直後にトーレスを投入して、ドログバとの2トップに。
ここで勝てなければ来シーズンのCLに出場できなくなるチェルシーは、このまま終わるわけにはいかない。
その執念が怒涛の展開を呼ぶ。
後半43分、チェルシー コーナーキックからドログバがヘディングを決めて同点!
ノイアーも反応して手には当てたが、セーブできず。
スコア 1-1 で延長戦に突入。 これはどちらに転ぶか分からなくなったぞ。
延長前半3分、バイエルン リベリがペナルティエリアでドログバに倒されてPKを得る。
ロッベンがPKを蹴るが、チェフがセーブ!
脚を痛めたリベリは、オリッチと交代。
延長戦でも決着はつかず、PK戦へ。
1本目 ラーム(BAY)はPK成功、フアン・マタ(CHE)のPKはノイアーがセーブ!
2本目 ゴメス(BAY)、ダビド・ルイス(CHE)は共にPK成功。
3本目 ノイアー(BAY)(!)、ランパード(CHE)は共にPK成功。
4本目 オリッチ(BAY)のPKはチェフがセーブ! アシュリー・コール(CHE)はPK成功。
5本目 シュバインシュタイガー(BAY)のPKはポストに当たって外れる、ドログバ(CHE)はPK成功。
PK 3-4 でチェルシーが優勝、初の欧州王者に! ロンドンのチームが欧州王者になるのも初。
いやぁ~…PK戦でまさか 「 ノイアー vs チェフ 」 なんてのが見られるとは思わなかった!
荒れたりすることもなく、見応えがあって面白い試合でした。
中継で 「 ドログバはやはりドログバでした。 」 というコメントがありましたが、ホントにそうですね~。
ディ・マッテオ暫定監督もお見事でした。 おめでとうございます。
ノイアーファンとしては、ちょっとクヤシイ思いもありますけど… ( ̄~ ̄)
さあ、あと少ししたら、来年の決勝の舞台ウェンブリーに向けての戦いが始まります!
【追記】
今夏で契約が切れるドログバが、5月22日にチェルシー退団を発表。
上海申花行きが取りざたされていますが… さてどうなりますか?
2 件のコメント:
凄い試合でしたね。
チェルシーは耐えに耐えており、守備は堅くて組織的で強かったし、バイエルンは守備も攻撃もシンプルかつハイレベルでとても強かった。
でも、ホームの後押しが時間が経つにつれてプレッシャーになっていったのは事実でしょうし、ホームでの決勝で惜敗とは悲願達成に沸くチェルシーとは残酷なコントラストでした。
それにしてもドログバとチェフは凄いですね。
チェルシーブームを支え続けてきた彼らが歴史を掴む所を見たら元気がでましたよ。
この決勝バルサやレアル、マンUやミランのような派手さはなかったけど、本格派のサッカーを十分堪能できました。
死力を尽くして戦った両チームに乾杯!
>エンジニアKさん
おっしゃる通り、ハイレベルで面白い決勝戦でした。
どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、結局のところ、バイエルンの方が決定機が多かったのにフィニッシュの精度がいまひとつだったのが…
「ホームのプレッシャー」なんでしょうかね、やっぱり。
とにかくドラマティックな一戦でした。
それにしても、まさかPK戦でノイアーとチェフの直接対決が見られるとは思わなかった!
決勝のPK戦でゴールキーパーが蹴るなんて、普通はないですよね~。
ノイアーがいかにチームから信頼されているのかが感じられて、ファンとしては嬉しかったです。
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