2011年3月28日月曜日

F1 開幕戦 ベッテルが制す

3月27日、F1グランプリ 2011年シーズン開幕戦オーストラリアGP 決勝レースが、アルバート・パーク・サーキット(メルボルン)で開催されました。

前日の公式予選で、ポールポジションを決めたベッテル(レッドブル)のタイムの107%以内で走れなかったということで、HRTの2台が決勝へ進めなかったため、22台でのレースに。

レース開始前、ニュージーランドでの地震、オーストラリアでの水害、そして日本での震災による犠牲者への黙祷がささげられました。
中継を見ていると、いくつかのチームでマシンやヘルメットに日本語で書かれたメッセージがあったり、また、多くのドライバーのヘルメットに日の丸があしらわれていたり…
みんなが応援してくれてるんだなぁ…と、改めて感謝。


レーススタート時、ポールポジションのベッテルは、そのまま先頭に。
小林可夢偉(ザウバー)はひとつポジションを上げて8番手…しかし2周目にアロンソ(フェラーリ)にオーバーテイクされて再び9番手に。

ベッテルは快調に周回を重ねて、2番手のハミルトン(マクラーレン)との差を広げていく。

5周目あたりからだったか…マッサ(フェラーリ)とバトン(マクラーレン)の5番手争いが見ごたえあり。
バトンが、今年から導入された可変リアウィングを使って何度も前に出ようとするが、これをマッサがひたすら阻止! しかもその間に後ろからアロンソが迫ってくる…
11周目に、バトンがコースをショートカットする形でマッサの前に出たため、審議対象となり、後にバトンにドライブスルーペナルティが科せられる。

可夢偉は、22周目にバリチェロ(ウィリアムズ)に抜かれ10番手に。
しかし23周目に、バリチェロとロズベルグ(メルセデス)が接触。 (バリチェロには後にドライブスルー・ペナルティが科せられる。)
可夢偉はこれで7番手に上がるが、26周目にバトンに抜かれて8番手に。

先頭のベッテルは、万全のレース運びでポール・トゥ・ウィン。 2011年の開幕戦を制しました
2位はハミルトン3位は初表彰台のペトロフ(ルノー)。


さて、小林可夢偉は、8位フィニッシュでポイント獲得!…だったのですが、レース後、ザウバーのマシンに規則違反があったとのことで、チームメイトのペレスと共に失格(可夢偉のポイントも剥奪)となってしまいました…! リアウィングの寸法が違反だったとのこと…うう、残念です…(>_<)
…でもさぁ、レース前に車検あるよね。 後から言われてもねぇ… ちょっと納得いかないなぁ。

フェラーリ勢が表彰台に上がれなかったのも残念…! (アロンソ4位、マッサ7位)

ニコ・ロズベルグは9番手スタートでしたが、残念ながら23周目でリタイア。 残念…
(ラジエーターが壊れたらしい…)


次戦は4月10日、マレーシアGP。
ワタクシ的には、フェラーリ、小林可夢偉、ニコ・ロズベルグの巻き返しを期待したいところです。

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