ミッション：インポッシブル ／ ゴースト・プロトコル

せっかく代休を取ったんだから、やっぱり映画だな…というわけで、久々に映画館へ。


ミッション：インポッシブル ／ ゴースト・プロトコル　　Mission：Impossible - Ghost Protocol
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2011年　アメリカ）　※公式サイトはこちら

監督　ブラッド・バード
出演　トム・クルーズ　ジェレミー・レナー　サイモン・ペッグ　ポーラ・パットン　ミカエル・ニクヴィスト

IMF（米国極秘」諜報機関）のイーサン・ハント（トム・クルーズ）率いるチームがロシアのクレムリンに潜入
していた際に爆破事件が起こり、イーサンのチームに容疑かかけられてしまう。
米大統領はIMFを政府から完全に切り離す「ゴースト・プロトコル」を発令。
孤立無援となったイーサンのチームは、汚名をそそぐべく爆破事件の黒幕を負う。
イーサン達は、事件の黒幕が企てる「核によるテロ」を止めるというミッションを完了させることができるか？


「スパイ大作戦」のシリーズが大好きだったので、この M：I シリーズも全部見ております。
「スパイ大作戦」の頃に比べてアクションシーンの比率が高くなっているのは、すでに冷戦時代ではなくなっていることもあるので、まあ仕方ないところだと思いますが…

作中で一番面白かったのが、中盤の、ドバイで黒幕たちの取引現場を押さえる作戦のあたり。
CMでも流れていた「世界一高いビル」ブルジュ・ハリファの外壁でのイーサンのアクションシーンとか、その後イーサンが砂嵐の中で黒幕を追うシーンなどは、緊迫感があって面白かったです。
それに比べると、クライマックスシーンには、そこまでの緊迫感がなかったのがちょっと残念かな。

M：I　1作目のような「騙し騙され」「敵か味方か」という要素がもっと盛りこまれていたら、なお良かったかと。
…と考えると、1作目（ブライアン・デ・パルマ監督）の完成度は高かったな…と改めて感じます。

とはいえ、最終的にミッション完了となることがわかっていても途中ハラハラさせられたりもしたし、展開もスピーディで、スパイ活劇として見るなら十分楽しめます。