監督 サム・ライミ
出演 ジェームズ・フランコ ミシェル・ウィリアムズ レイチェル・ワイズ ミラ・クニス
ザック・ブラフ ジョーイ・キング
サーカス団の一員として地方巡業の日々を送るマジシャン、オズことオスカー(ジェームズ・フランコ)。 巡業で故郷のカンザスに戻ったオズは、彼に騙されたと怒る女性たちから追いかけられ、気球に乗って逃亡。 しかし気球が竜巻に巻き込まれ、オズは未知なる場所に辿り着く。 そこは魔法の国 「 オズ 」 だった。
「 オズ 」 の国は邪悪な魔女に支配されており、人々は 「 オズと呼ばれる偉大なる魔法使いが現れて、人々を救ってくれる 」 という予言を信じていた。 同じ名前を持っていたことで 「 偉大なる魔法使い 」 だと誤解されてしまったオズは、<西の魔女>セオドラ(ミラ・クニス)の導きで、<東の魔女>エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)に会う。
エヴァノラから 「 邪悪な魔女を倒せば、この国の王になれる。 」 と告げられだオズは、その目的を果たすために<南の魔女>グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の元へ向かうが…
ライマン・フランク・ボームによる児童文学 「 オズの魔法使い 」 に登場する 「 偉大なる魔法使いオズ 」 が、いかにして誕生したのかを描いたバックグラウンド・ストーリー。
3Dで鑑賞しました。
まさに 「 大人も子供も楽しめるディズニー映画の王道 」 といったところ。 安定感はあります。
ただ、王道であるがゆえにストーリー展開が実にストレートなので… 私はまあまあ楽しめましたが、人によっては物足りないと感じる向きはあるかもしれません。
作中で一番印象に残ったキャラクターが、陶器の少女。 とにかくカワイイし、ジョーイ・キング ( 冒頭の、サーカスでのオズのマジックショーで、オズに 「 私を歩けるようにして! 」 と訴える少女を演じていた子 ) の声の演技が上手い!
これで13歳とは恐れ入る… 逸材ですねぇ。
映像はとにかく綺麗! 3Dで見るのがオススメです。
既に続編が決定しているようです。
実は、本作を見終わった後、1939年の名作ミュージカル 「 オズの魔法使 」 ( 主演 : ジュディ・ガーランド ) を無性に見たくなりました。 ずいぶん前に見たきりなのですが…今思うとあれは完成度が高かった。
本作の続編が、この後どういう展開を見せるのか、1939年版に近づくことができるか… ディズニーのお手並み拝見というところですね。
2 件のコメント:
オズ、観てきたんですね!
俺も観ようか迷ってたんですが違うのに
しちゃいました… でも、やっぱり作品的
には「ディズニーの王道」なんですね…
予告みて、多分そうなんだろうなぁとは
思ってましたが。内容は別としても個人的
にはサム・ライミ&ジェームズ・フランコ
ってだけで観たいってのもあるのですが…
>まさしさん
ストーリー的には予定調和なのですが、キャストと映像は良かったので、見に行って損は無いかと思います。
オズは「野心家で自己中心的」なキャラという設定なのですが、ジェームズ・フランコはどちらかというと「(女に)だらしないけど放っておけない」って感じのキャラだったなぁ。 でも悪くなかったです。
続編は「キャストはほぼ同じだが監督はサム・ライミではないのでは…?」という噂がありますね。
サム・ライミが「続編を想定して撮ったのではない」的なコメントをしてたらしいので…どうなりますかね?
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